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【誰でも出来る】英語学習マインドの作り方の話

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皆さんこんにちは。欲張り素人です!新しい職場での仕事(?)が忙しく週末しか記事を書くことが出来ません。正直仕事をしに行っているのか、混乱しに行っているのかわからないほどの状態ですが・・・笑。この話はまたどこかでさせて頂きます。

さて、本日のテーマは私が考える英語を学習する上でのマインド作りについてお話をしていきます。ちなみに、この話は最近欲張りにも登録をしたココナラ App内で有料でお話をするような有益な情報となっています。有料でも聞きたい!という珍しい方はぜひDMをお送りください!

今でこそ英語についてこのような話を出来るようになりましたが、私も駐在を開始した当初、リーディングこそ出来るもスピーキング・ライティング・リスニングは全く出来ませんでした。TOEICの点数で言うと600点前後だったと思います。

ここからは少し私の昔話になります。2015年5月にフィリピンに赴任をしましたが、赴任前2ヶ月ほど時間があったため、英語のニュースを聴き漁り、受験で使用していた本を引っ張り出し単語を思い出したり等していました。準備万全で(では結局なかったのですが)いざフィリピンのNinoy Acquino International Airportに着いた時、緊張で吐きそうになったのがフィリピン最初の思い出です。赴任2日目に経営会議に参加し、呆気に取られていた私のために隣りに座っていた気のいい副社長が色々と解説してくれます。しかし、彼の言っていることが全くわからない。とにかく怖かったのをはっきり覚えています。要は私も英語が全く出来ない人でした。

7年間必死に勉強をし、今では英語に対しての恐怖感や話す際の緊張感はなくなりました。また、自然と英語で会話が出来るようになりました。文章で書くとたった2行で終わる話ですが、その過程は決して楽なものではありませんでした。苦労して見出した、英語を学習する上で大切なマインドについて皆さんに共有したいと考えています。この記事が、英語学習を始めようとしている方、始めたものの中々成長できずに悩んでいる方にとって有益なものになれば幸いです!

では皆さんよろしくお願いいたします。

Can you speak English に対する回答

皆さんは外国人にCan you speak English?と質問されたらどのように答えますか?外国人のふりをして上記質問を10人にした結果、6人が「I can't (don’t) speak English」、3人が「I can speak English」そして1人が無視という結果でした。皆さん、6人が回答した答えに矛盾があるのお気づきでしょうか?英語が話せないと、英語で話しています。ちなみに、その6人の方に駅までの道のり(ほぼ駅が見えている状態)について質問をしたところ、殆どの方が「Go straight」「That’s one」と英語で教えてくれました。英語が話せない、と言っているのにも関わらずです。何が言いたいかというと、一つでも英単語を知っているのであれば、皆さんは英語を話すことが出来るんです。この考え方は、英語学習を飛躍的に進める上での大きなポイントとなるのでしっかり頭の中に残してください。

下手でも恐れない心

それでは逆に、外国人に対して「Can you speak Japanese?」と聞いたらどうなると思いますか?これもまた10人に試してみました。結果、10人いずれも「Yes, I speak Japanese」と回答したあと良くわからない日本語の単語を言い並べていました。正直意味のない単語もありましたが、いずれの方も自信満々にかつ楽しそうに日本語を「話して」いました。この違いは何なのでしょうか?日本人の奥ゆかしさを美徳とする気質に要因の一つがあるのではないでしょうか。悪く言えば、遠慮をしすぎているように感じます。話が見えていない方もいらっしゃるかと思いますのでストレートに話をさせて頂くと、英語学習で必要なことは失敗を恐れたり恥ずかしがらない心だと私は考えています。日本人はその奥ゆかしさより、ネイティブ並に英語が話せないと「I can’t not speak English or can speak English a little」と言ってしまう傾向があるように感じています。しかし実際は言語は相手に伝わることが重要であり、伝えるための失敗は恥ではなく恐れる必要はありません。勿論発音が良かったり早く話すことができればそれは格好良く見えますが、そうでなくとも相手と意思疎通をすることは十分可能です。恥ずかしがらずに意思疎通を図ることを心がけることこそ、英語学習をする上で最も重要な考え方だと考えています。

一つ私の失敗談を例に上げたいと思います。2015年にフィリピンに赴任し、英語学習を目的の一つに2017年にフィリピンの私立大学であるDe La Salle Universityの経営大学院に入学をしました。ご存知の通りフィリピン人は皆英語が堪能です。市場のおばちゃんですら当時の私と比べ遥かに上手な英語を話します。経営大学院に来るような人の英語力は遥か上のレベルです。私はそんな同級生の語学力に気圧され、授業中発言をすることが怖くなっていました。英語の上達を目的の一つとしたにも関わらず、英語を話すことが怖くなり話しかけてくれていた同級生と自然と距離ができるようになっていました。今でこそ思いますが、同級生は私の英語レベルを知っておりその上で話しかけてくれていたのです。私が勇気をもって意思疎通を図る努力をすれば、おそらく私の英語学習や友人作りはもっと早くうまくいったと思います。ゆっくりでも、発音が日本語英語のそれでも、英語を話しコミュニケーションを取ることは出来るのです。失敗を恐れたり自分の英語レベルを恥ずかしがることをやめ、まずはアウトプットの量を増やすことを心がけましょう。

1日15分では足りない

インターネットを見てみると、一日15分の練習で英語がメキメキ上達します!といった広告をよく見ます。私は個人的にそれは一部の限られた天才を除き不可能だと考えています。端的に言えば、英語の上達のレベルはかける時間に大きく左右されます。英語が当然の環境に身を置き、インプットだけではなくいかにアウトプットの量を増やしていくかが成長の鍵です。英語の聞き取りが難しいときは、例えば日本語字幕付きの映画を英語で見て、気になったセリフを何度も巻き戻して見て聞いて覚えるということを繰り返すことをお勧めします。繰り返しになりますが、語学学習に近道はありません。私が考える効率的な英語学習方法については次回以降でご説明をさせて頂きます。

上達を図る指標 

皆さんは英語の上達具合をどのように図るか想像できますでしょうか?TOEICの点数、英語を話す際の緊張度、英会話スピードと色々な尺度があると思います。私も英語を学習し始めたときは「いかに難しい単語を操り、早く喋ることが出来るか」を上達の尺度にしていました。自分自身の経験より、「頭の中で英語の言語チャネルが形成されたか」どうかを一つの尺度にすることをお勧めします。我ながら文字にするとなんのこっちゃ訳がわからないですね笑。これはおそらく英語圏からの帰国子女や英語が第一言語の方には理解が出来ない話かと思います。皆さんは英語の文章を頭の中で組み立てる際、どのように考えていますか?私もそうでしたが、おそらく①日本語で文章を組み立てる→②英の文章に変換するというプロセスを踏んでいるのではないかと思います。リスニングの際も同様に、①英語の文章をリスニング→②日本語の文章に変換する、というプロセス経ているのではないかと思います。この考え方が間違えているとは言いません。むしろ大半以上の人がこのプロセスで英会話とリスニングをこなしているのではないかと思います。しかし、ご存知の通り英語と日本語の文法には違いがあります。例えば「私はあなたが好きだ」という文章について、日本語の文法では主語→目的語→動詞の順で構成されています。一方英語の文法はI like you、つまり主語・動詞・目的語の順番となります。このような文法上の違いがある中で日本語で理解し英語に変換、または英語で把握し日本語に変換というプロセスは、反応を遅らせるだけではなく混乱を生む原因となり得ます。それでは、いわゆる世間一般英語が上手と言われている方々はどのようなプロセスを踏んでいるのでしょうか?今までの話からおそらく答えを推察されているかと思いますが、そうです。答えは「日本語→英語の変換なしに英語で文章を組み立てそのまま会話する」「英語の文章を聞き、日本語に変換せずそのまま理解する」というプロセスを頭の中で踏んでいます。変換するというステップがない為、会話のテンポも早まり英語と日本語の文法差に混乱することもなくなります。私はこの状態を英語チャネルが形成されたと解釈をしています。個人的には、英語が上手と言われるためにはこのプロセスを自然と踏むことが出来る状態を目指すべきであると考えています。従い、英語チャネルの形成状況を一つの尺度にするべきだと考えています。

英語学習で大切なこと

いままでの繰り返しになりますが、英語学習をする上で最も重要なことは学習マインドであす。その上で、「あなたはそもそも英語が話せる」ということをしっかり理解し、「英語を話すことが恥ずかしく怖いことである」という考え方をやめましょう。そして「時間が許す限り」英語に触れ、「最初から頭の中で英語の文章で組み立て、英語を英語のまま理解する」という事を目標に学習を進めることこそ私が見出した、英語学習における重要なマインドです。上記を意識するかしないかでは成長速度に大きな差が出てくると考えています。

いかがでしたでしょうか?今回の記事では、英語を学習する上で大切にするべきマインドについてお話をさせて頂きました。これは私自身の経験(勿論失敗経験も含みます)より見出したものであり、英語学習に興味がある方にお役に立てば幸いです。少し抽象的なお話だったため、次回は私が実際に行った具体的な英語の学習方法についてお話をしたいと思います。

それではまた次回。最初は全員が素人です、欲張りでいることが玄人になる第一歩です、皆さん欲張って生きていきましょう!