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【元駐在員】海外で実際に体験した転職活動の話【転職活動】

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みなさん、欲張り素人です!

人生一度きり、欲張って生きていこう!をモットーにする、欲張り素人の挑戦記ブログになります。

下記のようなトピックに興味のある方、これから欲張って学んでいこうという方向けの雑記ブログです。初めての投稿のため、読みづらいところもあるかと思いますがこれからよろしくお願いいたします!

#海外駐在

#海外転職

MBA

#投資

#英語

USCPA

記念すべき2回目の投稿ということで、今日も張り切って書いていきますので宜しくお願いいたします。

なお私事ですが前回の記事に記載した通り10月1日に某メーカーに転職を致しました。転職先での業務学習、最近始めた投資信託管理、USCPA学習、そしてこの記事と最近めちゃくちゃ忙しいです。個人的にはこの忙しさは心地よいものですが、いったいいつまで続くか不安です汗。

さて、今回のテーマですが、「現役駐在員が駐在中に実際に体験した転職活動の詳細」になります。私が実際に使用した転職エージェントについて、転職プロセスについて、そして私が感じた転職活動におけるポイントについてお話させて頂きます。

 

転職エージェントについて

比較検討の為に有名どころの下記4社の転職エージェントに登録をしました。それぞれの特徴・感想を共有させて頂きます。なお、これは私の主観の為ネット上の口コミ、皆様の感想とは異なる可能性もあることをお見知りおき下さい。各エージェントいずれも得意不得意、特徴があるため、少なくとも2社は登録することをお勧めします。

Biz Reach 

1,000万円以上の求人広告数業界最多。外資系企業や優良上場企業の独占紹介案件等も多く、ヘッドハンターを指名することが出来るのが特徴の一つ。転職者の事前審査をしており、経歴によっては審査に落とされる可能性あり。審査結果が良い場合一定期間無料お試し期間があり、その間はヘッドハンターからのメッセージを無料で閲覧可能。しかし無料期間終了後は有料となるため、個人的には使いにくいエージェント。イクラス求人を求め、短期決戦で転職を終わらせる覚悟がある方にお勧め

選ばれた人だけのハイクラス転職サイト【ビズリーチ】

Career Carver

リクルートが運営する、高年収者向けの転職エージェント。登録・利用いずれも料金がかからない。ヘッドハンティング型の転職サイトである一方、自身で条件や業界を設定し案件を探すことも出来る。費用が一切かからないことに加え、私が興味のある業種の案件をピンポイントで紹介してくれるエージェントが多く、個人的には一番のお勧め。なお、私はCareer Carver経由のヘッドハンターの紹介案件で転職をしました。商社やコンサル等、専門性の高いハイクラス求人を求め、時間をかけてでもじっくり転職活動を行いたい方にお勧めです

リクルートのハイクラス転職・求人サービス CAREER CARVER(キャリアカーバー)

JAC Recruitment 

外資系企業に強みを持つ転職エージェント。取り扱い案件量はBiz ReachやCareer Carverに劣るも、高品質な案件を取り扱い事で有名。面談中担当業界の異なるヘッドハンターが入れ代わり立ち代わり参加するというユニークな面談をすることもある。ヘッドハンターの質自体は高いと思いますが、一人のヘッドハンターと時間をかけて話したかった私としては複数のヘッドハンターが順々に参加する面談は心地が悪くほとんど使いませんでした。特定の業種に絞るのではなく、より多くのヘッドハンターとの面談を通じ自分の転職活動の軸を見定めていきたい人にお勧め

外資系・グローバル企業・ハイクラスの転職ならJAC Recruitment

リクナビ Next

こちらも運営会社はリクルート。幅広い業界・職種の求人はもちろんのこと、ベンチャーから大手まで様々な企業規模の案件を扱う。案件がピンキリで、自身の要望に全くマッチしていないような案件も紹介してくるため、個人的には論外の転職エージェントでした。

【リクナビNEXT】で転職!

繰り返しになしますが、複数の転職エージェントに登録することをお勧めします。転職エージェントAは扱っているがBはそうではない案件、両社扱っているが情報が異なる案件等あり比較検討が可能になります。また詳細は後述しますが、可能な限り多くのヘッドハンターと面談をするためにも可能な限り多くのチャネルを持つようにしましょう。

 

転職活動のプロセスについて

転職エージェントを選び終えましたら、いよいよ本格的に転職活動がはじまります。転職活動のプロセスは、ざっくりと「①転職エージェントのHPに登録→②自己紹介を入力→③ヘッドハンターより連絡があり、面談→④ヘッドハンターにレジェメを提出(面談前に提出を依頼されることもあります)→⑤ヘッドハンターからの案件紹介→⑥選考プロセスに参加→⑦Webテストを受験→⑧ヘッドハンターと面接練習→⑨面接→⑩内定」となります。上記プロセスのうち、ポイントだけ説明させて頂きます。

②自己紹介の入力

基本的にヘッドハンターは皆様が入力する自己紹介を手掛かりに皆様にコンタクトしてきます。話を盛る必要はないですが、ご自身のキャリアを振り返り的確にポイントを記載するようにしましょう。今まで従事してきた業務や成し遂げた/達成した事を記載するとGoodです。

③ヘッドハンターより連絡があり、面談

自己紹介を見て皆様に興味を持ったヘッドハンターより連絡が来ます。その時は、積極的に面談するにしましょう。オンライン面談でも電話面談でも問題ありません。転職エージェント曰く、転職成功者は最低でも4名程度のヘッドハンターに会っているようです。時間の無駄と考えず、積極的に会うようにしましょう。なお、面談の目的は皆様の人柄を知ってもらい、皆様の要望や興味のある業種をヘッドハンターに理解してもらうことにあります。面接ではありませんしヘッドハンターもプロなので、考えがまとまっていなくとも自分の考えをぶつけてみましょう。きっと今まで見えていなかった観点からのアドバイスをくれるでしょう。

④ヘッドハンターにレジェメを提出

レジェメは履歴書と業務経歴書の二種類があります。前者は学歴、略歴、そして資格等を記載するもの、後者はこれまで従事してきた業務内容や達成事項、経験してきた事を記載するもの。履歴書・業務経歴書の書き方の本やネットを参考に一度書いてみて、コンタクトしてくれたヘッドハンターにレビューしてもらうことをお勧めします。最初提出する時は恥ずかしく感じますが、ヘッドハンターは採用者ではなく皆様のプロモーターです。遠慮せずに色々とお願いしましょう。なお、皆様を企業に紹介する、皆様が面接に進むまたは内定をもらうことでヘッドハンターは報奨を得ることが出来ます。利害関係は一致しているので、遠慮は無用です。

Webテストを受験

企業や業種により扱っているWebテストの内容が違うようです。ヘッドハンターにWebテストの種類を聞き、本を一冊買って傾向と対策を練りましょう。基本的にはそんなに難しくありません。足し算や掛け算、日本語・英語文章読解等がメインとなります。

⑧面接練習

これは必須です。私はプレゼンが得意と思っていましたが、一回目の面接練習後のヘッドハンターからのコメントは「面接練習をやっておいて良かった」でした。面接時の傾向と対策はYou Tube等で確認したにも関わらずこのざまです。ヘッドハンターに遠慮はせず、何度でも納得いくまで付き合ってもらいましょう。

⑨面接

いざ面接です。このご時世、Web面接が増えてきています。Web面接時の注意点については次回以降にお話をさせて頂きます。

 

ヘッドハンターと付き合う上でのポイント

話が長くなってきましたので、ヘッドハンターとうまく付き合う為のポイントを最後にお伝えし今回の記事の終わりとしたいと思います。

複数のヘッドハンターと会うこと

繰り返しになりますが、なるべく多くのヘッドハンターに会うようにしてください。ヘッドハンターによりスキル・人脈・案件はまちまちです。私は最終的には6名のヘッドハンターと面談をしましたが、今となってはそうして良かったと思っています。ヘッドハンターとの面談・質疑応答を通じ自分自身気づいていなかった考え方に気づくことが出来たなど、時間以上のメリットがありました。中には、まったくメール等の返信もなく、やる気が感じられず、「あなたばかりに時間をかけられない」とまで言ってくるヘッドハンターもおりました。少し話が脱線しますが、このようなヘッドハンターが自分の担当になってしまった場合、そのヘッドハンターが所属するリクルート会社に直接クレームを入れてしまって問題ありません。私は後任のヘッドハンターのサポートで転職活動を成功させることが出来ました。

ヘッドハンターへ遠慮しないこと

前述の通り、ヘッドハンターへの報酬は皆様がそのヘッドハンターを通じ企業と面接した場合、または内定をもらって初めて発生します。いわばヘッドハンターが皆様の転職活動を助けるインセンティブが働いています。ヘッドハンターに履歴書や職務経歴書のレビューをしてもらう、面接練習に付き合ってもらう、アドバイスをもらうといったお願いを積極的にしてください。それが皆様の転職活動成功率を高め、ひいてはヘッドハンターにとってのメリットに繋がります。遠慮は不要です。

パートナーとして対等に接すること

前項で遠慮は不要と書きましたが、勿論ヘッドハンターも人間です。最大限の敬意を払い、パットナーとして対等に接してください。ヘッドハンターは、皆様のプロモーター兼パートナーであり、部下やサプライヤーではありません。

企業との交渉事はヘッドハンターにお願いすること

ヘッドハンター曰く、日本人は企業との雇用条件の交渉に大きな負い目を感じる傾向にあるとの事。おそらく、入社後の円満な関係を求め、「お金」というセンシティブな事柄について入社前に事を荒立てたくないというのが本音だと思います。私も実際それは感じました。そういった時に仲介し、皆様にかわり交渉してくれるのがヘッドハンターです。これについても遠慮せずに、自分の要望が可能な限り通るようしっかり交渉してもらいます。

 

さて、第二回の記事はいかがでしたでしょうか。この記事が少しでも多くの方の目にとまり、お役に立てたのであれば幸いです。次回はヘッドハンターとの面接練習について、駐在員だからこそ聞かれる質問・アピールするべきポイント、そしてWeb面接のメリット、デメリットについてお話をしたいと思います。最初は全員が素人です、欲張りでいることが玄人になる第一歩です、皆さん欲張って生きていきましょう!