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【祝!!初ブログ】駐在員が海外で転職活動して日本に帰ってきた話

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皆さんはじめまして!

欲張り素人です。人生で初の投稿になるので、勝手に祝わせてもらいます!

人生一度きり、欲張って生きていこう!をモットーにする、欲張り素人の挑戦記ブログになります。

下記のようなトピックに興味のある方、これから欲張って学んでいこうという方向けの雑記ブログです。初めての投稿のため、読みづらいところもあるかと思いますがこれからよろしくお願いいたします!

#海外駐在

#海外転職

MBA

#投資

#英語

USCPA

それでは、早速第一回目の記事に入りたいと思います♪

 

駐在員と聞くとどのような印象をお持ちになるでしょうか?海外で華々しく働く、高級コンドミニアムに住む、ゴルフに明け暮れる・・・なんとなく煌びやかな生活を想像するのではないでしょうか?

実は、そんなことはありません。文化の違いや言語の壁に悩み、現地社員との格闘の日々。中には疲れてしまう人もいるのではないでしょうか。

最近私の人生における大きな転機があったのでその時の経験を皆様と共有をしたいと思い、このブログを作りました。初回の記事は駐在帰任転職をキーワードにして執筆しておりますが、今後は英語の学習方法投資信託USCPA等についても書いていこうと考えています!

私自身駐在員としての誇りを持ち業務にあたり、海外での生活や仕事を大いに楽しんでおりました。しかし、人生は一度きりと思い直し駐在中に転職活動を行い、帰国と同時に転職を果たしました。

この記事は、「帰国後のキャリアがわからず不安」「駐在期間中にキャリアップの為に何をすればよいかわからない」といった悩みを抱えている現役の駐在員の方には非常に有益な情報となっております。勿論、駐在員を目指している方、転職を考えている方全般にも意義があるものかと思います。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

 

私の簡単な経歴は下記の通りです。

  • 2010年に新卒で上場企業子会社(金融系)の会社に就職
  • 2015年5月から2021年9月までフィリピン・タイで駐在
  • 駐在任期中である2021年4月に転職活動を開始。
  • 同年5月に日本一のメーカーに内定を頂き、10月より勤務開始

転職を検討した当初は「駐在期間中に本当に転職活動ができるのか」「面接等受けるために日本に帰国しなければならないのではないか」「駐在員という肩書を捨てることが正しい選択なのか」といった多くの悩みを抱えていました。駐在期間中に転職活動をする方はあまり多くないように感じており、また検討をしている方も周りに相談し辛いのではないかと思います。この記事がそのような悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

 

駐在員でも転職活動は出来る?

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はい。結論からお話をすると出来ます。これは私の主観ですが、現役駐在員という肩書は市場価値が高いようです。一般的には、駐在中に転職活動をするよりも、帰任後日本での仕事に嫌気をさし転職活動を開始する方のほうが多いようです。しかし、後者の場合帰任後の新たな生活・業務等に追われ中々集中して転職活動が出来ないという声を伺います。そういった意味では、個人的には駐在期間中に転職活動をする、というのは合理的な話であり、また決して難しい事ではないと考えています。

 

転職活動における注意点

注意点ついて自身の経験より、下記四か条にまとめました。

一条 転職活動をしていることを日本人社員・現地社員いずれにも絶対に隠し通しましょう。駐在先の会社の社員だけではなく、本社や他国のグループ会社の社員に対しても同様です。勿論一般的な転職活動にも当てはまることですが、駐在員の立場の特殊性を鑑みるとこれは絶対厳守です。

二条 転職をすると決めたら、速やかに関係者に通達をしましょう。最終出社日まで少なくとも3ヵ月程度あるタイミングで退職の通達をするのが理想的です。厳密には1ヵ月前通知法律上は事足ります。しかし、後任人事の検討・決定は国内のそれと比べ長くなる傾向があり、職場に迷惑をかけないためにも可能な限り早に退職通知をお勧めします。退職時にもめる可能性がぐっと減ります。一方で早く退職通達をする場合最終出社日まで時間があるため、自分自身に中だるみやモチベーションの低下がおこる可能性があります。立つ鳥跡を濁さず、を徹底するためにも自分自身の気持ちのマネジメントは大切です。それ以外にも私の場合は退職勧告通知後上司部下にそっぽを向かれてしまうのではないかという不安もありましたが、ここについては最後まで良好な関係を維持することが出来ました。

三条 引越や帰国に関連する費用負担を誰がするかを確認しましょう。可能であれば内定を受諾する前のタイミングで、ヘッドハンターを通じての確認がベターです。これを怠ると、後々死活問題になる可能性があります。最悪の場合、飛行機代・隔離代・PCR検査費用・船便航空便といった引っ越し費用(私の場合はタイから日本への帰国、3人家族の場合はざっくる200万円前後かかるようです)が自己負担となる場合もあります。なお、私の場合は転職先が全てを負担してくれたため自己負担はありませんでした。一方中には転職先・退職先いずれも負担をしてくれず、全額自腹といったケースもあるようです。

四条 転職先と、入社日について良く交渉しましょう。想像してみてください。退職先での引継ぎ、帰国準備、帰国、新生活準備、入社準備、入社という一大イベントが同時に発生します。十分な準備期間を持てるよう、可能な限り余裕を持った入社日とするよう心がけてください。入社日についてもヘッドハンター経由での交渉がベターです。入社する企業に悪い印象を持たれない為にも、言いづらい事はヘッドハンターに任せましょう。

 

どのように転職活動をした?

意外かと思いますが、ごく普通の転職活動です。転職エージェントに登録、ヘッドハンターと面談、そして面接。コロナの影響もあり、現在はオンラインでの面接が増えてきているようです。お世話になりましたヘッドハンター曰く、コロナの状況によらず転職業界は非常に盛況との事。私の場合はメーカーと総合商社2社の選考を進めましたが、メーカーはMicrosoft Teams、商社は自社開発のテレコンアプリを使用しての面接でした。いずれも最終面接までオンライン面接だったため、入社したメーカーの面接者の方々とは入社後はじめて対面でお会いしました。従い、転職活動自体はハードルになりませんのでご安心ください。なお、転職活動の詳細については次回以降にてお話しさせていただきます。

 

メリット、デメリット

さて、ここからは駐在期間中に行う転職活動のメリット、デメリットのお話をさせて頂きます。まずメリットですが、私の経験から下記があげられるかと思います。

  • 駐在員、という肩書を使うことができる
  • 選択肢があるために心の余裕がある
  • 十分な引継ぎができる

一つ一つ解説していきます。まず、「駐在員」という肩書は強力です。少なくとも海外での暮らしに順応できる・英語に問題がない・外人と仕事ができるという証明になるため、採用する企業からすると肩書=安心感になります。マネジメントの経験があると+αです。

「選択肢があるため心の余裕がある」 転職活動において心の余裕は自身に非常に有利に働きます。前述した通り、帰国後に海外での業務とのギャップに嫌気がさし転職活動をする方もいらっしゃいますが、その場合必要に迫られて転職活動をしているため大きなプレッシャーとなります。一方駐在中の転職活動は「現職で駐在員を続ける」という選択肢もあるためそれが心の余裕となり、肝心の面接等で普段通りの力を発揮することが出来ます。

最後に「十分な引継ぎができる」ですがこれは私自身意外でした。金融業の場合、通常異動の内示後約1か月内での異動が一般的です。一方、転職による帰国の場合、帰国日を自身でコントロールすることも出来るため、帰国日まで十分な日数を設けることが出来ればイコール十分な引継ぎ期間となります。そしてそれは愛すべき現地社員への影響を軽微なものとする、という好循環に繋がります。

 

一方思い立ったデメリットも紹介しておきます。

  • 忙しい
  • モチベーションマネジメントが必要
  • 寂しい

一つ目と三つ目、シンプルですみません汗。

まず忙しいですが、前述の通り転職をする為には転職活動→退職宣言→引継ぎ→帰国準備→帰国→隔離→新生活準備→入社準備→入社と数多くのステップを踏まなければなりません。特に、退職・帰国・転職という一大イベントが続くため、精神的にも肉体的にも忙しく疲れます。しかし、これを乗り越えた先には新生活が待っています。気力で乗り越えましょう。なお、ご家族がいらっしゃる方はご家族ケアを最優先にしてください。ご自身以上にご家族がストレスを感じるのは間違いありません。勿論、転職決めたよ!と報告する前に今後の人生プランを含め事前に相談をしておきましょう。

「モチベーションマネジメントが必要」 転職が決まると行く先ばかりに気を取られ、退職先での業務がおろそかになる可能性があります。しかし、今までお世話になった職場です。また、将来再就職する可能性もゼロではないかもしれません。立つ鳥跡を濁さず、を念頭にしっかり最後まで働きましょう。

最後に、単純ですが自分で選んだ道ですが、別れは辛く寂しいものです。自分で言うのもなんですが、私は現地社員に対し厳しい上司だったと思います。それでも、似顔絵やアルバム、幸運のお守りを送別品として贈ってくれ、空港まで送りに来てくれた社員には非常に感謝しています。最後は空港で一人泣きました。

 

ここまでで約4,000文字弱、今回はここまでとさせていただきます。記念すべきブログ一回目の記事としてはいかがだったでしょうか?

この記事が悩みを抱えている現役駐在員の方、転職中の方そして駐在員を目指している方にとって少しでも役に立てば幸いです。

次回以降で、転職活動の詳細についてお話をさせて頂きます。また、転職先での気づき等も発信していきたいと考えています。お気づきの通り、本ブログは欲張り素人の雑記ブログです。今後は駐在経験や転職経験だけではなく、英語の学習方法、投資信託、米国会計士受験と私の興味があることについて発信していこうと思います!

最初は全員が素人です、欲張りでいることが玄人になる第一歩です、皆さん欲張って生きていきましょう